酒文化を損なうビール風酒類?
政府税制調査会の石弘光会長は12日、発泡酒やビール風酒類について、「酒文化を損なっている」と批判した。さらに低価格競争が酒税の税率によって引き起こされているなら税の公平・中立性に問題があると指摘。低い税率の適用を受けるビール風酒類が次々と登場するのを防ぐため、将来的に酒税を簡素化する考えも示した。
(毎日新聞)
私自身はほとんど酒を飲まないので、直接的な影響はないわけだが。あまりにも欺瞞な言い分なので、かなりムカ。
「企業努力」とか「モノづくりの苦労」とか、そういった言葉の意味を考えて見たことはないのだろうか。要は「税金入らないと困るんで、何とかしたいです」ってことなんでしょ? そんならそう言えば、まぁ話は分からなくもない。なんだその「酒文化を損なう」って。
酒文化が大事なら、高い方の税率を下げればいいじゃん。
※酒税の現状についてはid:devhickerさんが「卑屈な日々」で触れていらっしゃいます。