反社会学講座 読了
「データがあって、結論を導出するのが他の学問。結論があって、それに合うデータをひねくりだすのが社会学」といった主旨で、統計データを恣意的に解釈することで、いかようにも自説を補強することができるということを、軽妙に皮肉った本。
統計や数字を鵜呑みにしてはいけません、という教訓が得られます。内容はともかく、文体がかなり軽薄気味なので、ぱらぱらと読んでしまうことができます。
作者はウェブ上にもページを持っており、そこで内容を見ることができます。内容的には書籍に加筆する前の状態ですが、大まかな内容はこれでわかります。まぁ、買うまでもないかな(笑)。下のリンクをたどってみてください。
警告!反社会学は社会学の手法や論理を誤用し、無意味でくだらない結論をみなさんに押しつけようとします。当サイトの内容を読んで笑う人は、正常な頭脳と自由な精神の持ち主です。反対に、怒り出す人は、学力低下および判断力停止の末期症状であるおそれがあります。