「スパイのためのハンドブック」 読了
書かれた時代が古いこともあって、特に驚くべき記述には出会わなかったものの、スパイというものの考え方やロジックの片鱗を伺い知れたのは勉強になった。特に興味深かったのは、敵の手に落ちて取り調べを受けるときに「自白しない」のではなく、「わずかな真実を核として大きな嘘でくるみこんで、相手を誤誘導する」というやり方。これはGMをやるときのミスディレクション手法として有効。
- 作者: ウォルフガング・ロッツ,朝河伸英
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 1982/03/30
- メディア: 文庫
- 購入: 16人 クリック: 107回
- この商品を含むブログ (68件) を見る