さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

肩叩きは完全装備で


シルキー氏は「テクニカルアナリスト」として、会社の主要システムへの最高レベルの管理者アクセス権を持っていた。さまざまなスーパーユーザー特権を与えられ、ファイルの追加と削除、ユーザーの権限変更などが可能だった。また、VPNで会社のネットワークにアクセスする権利も与えられていた。同氏の解雇が決まったとき、上司と人事部長は、それを伝えるため同氏のデスクまでやってきた。悪い知らせを聞くと同氏は、自分のコンピュータに向かってキーボードをたたき始め、止めても入力をやめようとしない。人事部長と上司は同氏のコンピュータをネットワークから切り離せる社員を探そうとその場を離れたが、戻ってみると状況はさらに悪化していた。同氏がオフィスに立てこもったのだ。

管理者に解雇を告げに行く場合、万が一の事態に備えて、マネージャーは必ずスタンガンを携行すること、みたいな社則があったら恐い。

テンパッたアドミンというのは恐いものでつ。そしてアドミンにはテンパる理由が沢山ありまつ。