さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

首ナイフ

なんか最近流行っているらしい。詳細についてはキーワードリンクを参照するがよい。

Earthdawn 2nd Ed. だと、サプリメント"Wanderer's Way"掲載のKnack に"Getting the Drop"という、そのものズバリがある。


盗賊には、自分の言うとおりにしないととても酷い目に遭うということを相手に納得させなければならないというシーンがよくあります。このナックを使うことで、自分がこの場の主導権を握っていると分からせることができます。実際には、相手に対して放ったSurprise Strikeによる攻撃を「寸止め」することで、その気なら即座に息の根を止めることができ、反撃すら無駄だと思い知らせるわけです。
まず盗賊は1疲労ダメージを受けます。そして相手の社交防御値をDNとして、Surprise StrikeステップでIntimidationの判定を行います。この判定が失敗し、かつ相手に攻撃の意思がある場合、盗賊はSurprise Strikeランクの半分(切り捨て)をボーナスとして、攻撃判定を行うことができます。これは奇襲のチャンスを逸したことを示しています。また、この攻撃が命中しても、通常のSurprise Strikeで得られるようなダメージボーナスはありません。

ポイントは強制的に社交判定を行って、相手が行動を起こせない様にしてしまうというところか。あくまで判定なので、自分の威圧が下手だったり、相手の度胸が据わっていたり(社交防御値が高い)すると、失敗しちゃうのもなかなかに切ない。


盗賊「動くな。下手に動けば…分かるな?」
吟遊詩人「手が震えてますから。残念っ!」

ギター侍かよ。