さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

広告における誠実さとは


米国ペンシルバニア州レバノン郡では、ある変わったパンフレットが配布されることになった。

このパンフレットは、印刷された部分を こすると【肥やし】の臭い がするのだという。

これは、郡を訪れた人や郡に引っ越そうと考えている人に対して配布される。というのも、初めてレバノン郡を訪れた人は皆、どうしようもない肥やしの臭いに圧倒され、苦情が出ることも多いからだ。

「覚悟の上で来てください」ということでしょうね。

この記事を見て思い出したことが。私が普段通勤に使用している私鉄の会社が、神奈川県の某A市の郊外(…というか、A市そのものが郊外みたいなもんだが)に住宅地を作っています。駅や電車の中にカラフルでハピーでドリーミーな広告が打たれているわけですが、一つだけその広告に写っていないものがあります。

それが「におい」です。

以前に近くを車で通ったことがあるので知っているのですが、その周辺には結構な数の豚舎があって、季節と風向き次第ではかなりの臭いが。新築の立ち並ぶ住宅地に漂うファータイルな臭い。なかなかにシュールです。

見習え>S鉄