さり海馬

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総合病院小児科:気管支炎との診断

午後。

先ほどの小児科で採取した血液サンプルと、移動中に装着した採尿パックで取った尿サンプルとを提出。レントゲンを取る。

その結果、肝臓、腎臓の障害の可能性は除外された。レントゲンの撮影結果から、気管支に薄い影が見られた。状況から見て、これが炎症の直接原因と診断された。「気管支炎か、肺炎の初期」と言われる。普通の場合、こういう状況だと大抵は咳が出るのだそうだが、どういうわけか咳が出ていなかったため、症状からは特定できなかったようだ。

「肺炎」と聞いた瞬間、入院を覚悟した。医師も「こういう場合、普通は入院していただく」と言っている。

…しかし、「…ですが、お子さんは自分で水を飲んだり、食欲もありますよね。ですからお薬が飲めるようなら、入院の必要はないです。どうですか?」と続いて、ほっとする。食欲はある。喉が乾いたと(生意気にも)ペリエをよこせと言うし、薬も嫌がらずに飲む。熱さえ下がった状態なら、平気で暴れるのが今の状況だからだ。

そんなわけで、これまでとは違うタイプの抗生剤と、去痰剤、鼻水の薬を出してもらって帰ることに。

調剤薬局から出るころには、すでに日は傾き、夕方になりつつあった。車のTVから流れる「ひとにやさしく」を聴いて、初めてちょっとだけ安堵した。