さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

その昔、ミサイルコマンドというビデオゲームがありました

それを地で行きかねない兵器が実戦配備されるようです。


国土安全保障省がテロリストによる民間旅客機に対する攻撃を予防する手段として、国内の民間飛行場に開発中の戦術レーザービーム兵器を配備する方針で検討を進めていることが16日、専門誌の報道により明らかとなった。

んで、こいつがどういう性能を持つかというと、


米 Northrop Grumman 社は、短射程の弾道ミサイル、短〜長射程のロケット、榴弾砲迫撃砲、UAV、巡航ミサイルといった経空脅威に対処するための近未来ソリューション、 Skyguard を開発した。これは地上設置型のレーザー兵器で、THEL (Tactical High Energy Laser) 構想から派生したもの。THEL よりもレーザー・ビームの出力を上げている。Skyguard が 1 システムあれば半径 10km の範囲をカバーできるので、ちょっとした街や大規模な軍事施設でもカバーできる。同社は過去に実施したレーザー兵器の試射で、数十発ものロケット、砲弾、迫撃砲弾を叩き落としている。

なんだそうで。「レーザーでミサイルを叩き落す」って、何だかSFっぽくて眉唾もんだなぁと思っていたんですが、認識を改めなきゃならない時代がマジで来ちゃったんでしょうか。

ただ、レーザーって悪天候に極端に弱いので、雨とか霧とか(あるいは煙幕など)の環境下でどの程度の実用性があるか、そこらへんが心配なところではありますね。赤外線レーザーとかなのかな。でもあんまり波長が長いと集束させんのが大変だしな…。