フランスの人型ロボット「NAO」
仏Aldebaran Robotics社のロボット『Nao』が、人型ロボットによるサッカーの年次国際大会『Robocup』に参加するロボットファンの間で人気を集めている。
Naoは昨年の同大会で、ソニーの犬型ロボット『AIBO』に代わる標準プラットフォームとなった。このことが、一部のロボットファンの間で人気が高まるのを後押しした。
だが、一般のユーザーがNaoを入手できるようになるのは、まだかなり先のことだ。
Naoは完全にプログラム可能なロボットで、さまざまな機能を備えている。人間に似た外見で、多種多様なタスクをこなすことができる。米AMD社のクロック周波数500MHzのx86系CPU『Geode』、1GBのフラッシュメモリ、256MBのSDRAM、スピーカー2基、イーサネットポートを搭載し、視覚情報処理機能やWi-Fi接続機能も備える。
Naoは25の自由度を持つ。これは、頭部を傾けたり、左右を見たり、そろそろと歩行することのほかにも、たくさんの動作をこなせることを意味する。
25という自由度は割と高いほう。KHR-1が21だったかな。リンク先にある動画を見たけど、結構いい感じに動けている。元記事では価格不明ってことになっているけれども、同社のブログには「$5000ぐらいになる見込み」とか書いてある。前述のKHR-1よりもかなり高めだ。
- 出版社/メーカー: 近藤科学
- 発売日: 2006/12/15
- メディア: おもちゃ&ホビー
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