スクール・オブ・ロック
佳作。一言で言うと「駄目な『天使にラブソングを2』」あるいは「デブでどうしようもなく社会的不適合でロックにすがって生きているだけの駄目人間に将来を台無しにされるエリート小学校生徒たちとその両親」みたいな話(殴)。
もうね、この映画はジャック・ブラックの勢いと顔面筋肉だけで終わってます(いい意味で)。もう何かあると「そりゃロックじゃねぇ」「お前らはヤワだ」「ロックは反抗だ!」っていう、負け犬的台詞がてんこ盛り。普通の役者にこれをやらせたら嫌悪感だけで終了、なんだけど、ジャック・ブラックがやると妙な迫力が出て面白い。