さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

「とりあえずPC-8001でも作ってみようかな」

往年の名機PC-8001を自作している人。すげえ。FPGA 使って Z80コアから作ってるよオイ。CPUから自作かよ。車で言えばエンジンから自作してるに等しい。なんかN-BASICまで立ち上がってるし。


とりあえず8ビットパソコン(PC-8001)でも作ってみようかな、ということでZ80コアについて調べると、有名なところでt80とFPGAインフォメーションのものがありました。t80はフリーだけど回路規模が大きいです。FPGAインフォメーションのものは回路規模が小さいらしいのですがフリーではありません(条件付きでネットリストを無料で使用できる)。

「ここはひとつ、自分で書いてみようかな、HDLの勉強にもなるし」

ということで、書いてみました。既存のものと同じものを作っても面白くないので、バイナリコンパチでありながら実行クロック数を削減した、いわゆるRISCライクな感じにしてみました。ただし、パイプラインは無いのでクロックの上限は低くなります。

なんか全般的に淡々とした感じで書いてあるのが印象的。ああ、技術のある人ってこうだよねー、っていう穏やかさ。トラブルとかおきてもぜんぜん動じてない。

最後のスクリーンショット集が涙なくしては見られません。むかーしむかし、私の愛機だったのよ>PC-8001。今は実家の押入れで眠ってるはず。