さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

「動くようになったら大変だよ」の真意を悟る

7ヶ月になる息子が、つかまり立ちするようになった。壁などに寄りかかりながらも、すっくと立つ姿には、感動すら覚える(いや、多少大げさだが)。

そこまではいい。

しかし、ふと目を離した隙に、「ゴン」という鈍い音がする。あわてて振り返ると、見事に仰向けに転倒し、頭をぶっつけて泣き出す寸前のあの顔を見ることになる。

…気が気じゃない。

それで懲りてくれればよいのだが、まったく懲りない。多分、いままで這い回っていた床よりも視点が高くなって、色々なものが見えたり、触ったりできるのがうれしいのだろう。自転車が乗れるようになったときのようなものだろうか。くりかえし立ち上がるのである。

勘弁してくれよ、と思いながらも、立ち上がって得意そうにしている息子の笑顔の魅力には抗いがたい。親馬鹿な今日この頃である。