プロジェクト杉田玄白
別件で調べもの*1をしていて発見した。用は「いろんなものを勝手に訳しちゃおう」的な勝手連なプロジェクトである。
これと似たサイトにプロジェクトグーテンベルグや青空文庫があるけど、あれよりももっと野放しな感じ(笑)。勝手連という言葉を使ったけど、本当にそのニュアンスが一番近い気がする。
素人の翻訳ではあるが、海外の色々なテキストの和訳が読める。ディッケンスのクリスマスキャロルとか、マキャヴェリの君主論、ボームのオズの魔法使いとか。素人であることがすなわち質が低いことを意味しないのは、ちらっと見てみれば分かる。
個人的に感動したのは、ファラデーの「ロウソクの科学」が載っていること。おおっ、って感じだ。
なお、リンクページに載っているリストは、掲載内容をすべて網羅していない。「正式参加テキスト」のリンクを辿って一覧を確認して欲しい。他にもドイルとか、ハーンとか色々あって面白い。
しかし、一番注目したいのは、このサイトのリンクポリシー。激しく共感。
実は以前、ニフティのフォーラムでTRPGの解説記事を多数書いていた時代があった。そのときの気持ちをちょっと思い出して遠い目をしている今。