さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

最後が良ければ、概ね良し

(これを書いているのは 5/19)

息子がパイプ洗剤を誤飲するも、微量であったため大事無く終わった。奥さんの適切な処置があったおかげだ。



夜、自宅に帰ってみると、奥さんと息子がいない。…というか、家の鍵が掛かっていて入れず、呼び鈴を押しても応答がない。実は、間抜けなことに、今朝、自宅の鍵を持って出なかったのだ>俺。

窓の明かりが見えたので、ちょっとした買い物か何かに出かけたのかと思い、奥さんに携帯で連絡を取ろうとしたが、今度は携帯の電池が切れている。しからば公衆電話で、と思ったら、テレカを使い切っていたことに気づく。

近所のコンビニでテレカを買い、メモを頼りに奥さんの携帯に電話をかけるが「今出られません」の応答が。普段の留守電モードと違う応答なので、「ひょっとして電話番号を間違ってメモったのでわ」と不安になる(過去、実際にやったことがある)。

再びコンビニに走り、携帯の充電パックを買う。携帯に入っているアドレス帳は、普段から使っているものなので、確実に正しい番号が入っている筈だ。

携帯から再び掛けてみると、やはり同じ応答が。

事ここ至り、「何か緊急事態が発生した」らしいことに思い当たる。明かりをつけたまま出かけなければならないような急な出来事+「今出られません」の応答は、携帯電話が使えない場所、つまり「病院」にいることを示しているのではないかと思ったのである。

そうこうするうちに、携帯に奥さんから留守電が入っていることが分かった。再生してみると、ノイズが載っていてよく聞き取れなかったが、どうやら「病院に行った」と言っているようだ。残念なことにどこの病院なのかがうまく聞き取れない。

伝言の時刻(夜九時近く)から考えて、この時間に開いている病院というとかなり限られる。その中で最も可能性が高いのは、横浜市の救急医療センターだと推測して、車で行ってみることにした。

…と思って駐車場まで歩こうとすると、向こうから息子を抱いて歩いてくる奥さんの姿が。

話を聞いてみると、息子がパイプ洗剤のボトルを舐めていたので、速攻で救急医療センターまで連れて行ったのだそうだ(電車で)。診察の結果は「症状から見て、舐めたとしてもかなりの微量なので、問題なし。念のため牛乳を飲ませておくように」とのこと。

発見時に奥さんが適切な処置をしてくれた(水を飲ませ、吐かせる)おかげもあるかと思うが、当の本人はケロリとして笑っている。

よかったなぁ。

奥さんに感謝。コンビニで牛乳と弁当を買って、家族でむしむしと食べる。