IKEA と映画「ファイトクラブ」

近頃 IKEA 港北店に行ってきました。まぁ、ちょっとオサレ気味なホームセンター＋家具もありますよ、みたいなところです。割とお手ごろ価格で色んな家具やらが手に入る感じです。家具は自分で組み立てる方式で、あまり高級感はなく、むしろものによったらちょっと安っぽい感じもします。

映画「ファイトクラブ」の主人公のセリフに「北欧家具の虜だった」という部分があります。最近気付いたのですが、この「北欧家具」の部分、実はIKEAと言っているみたいです。

IKEAは確かに北欧のものなので「北欧家具」は決して間違いではないんですが。ただあの字幕だと「ああ、仕事仕事で大変だけど、輸入物の家具を揃えられる訳だから、それなりに稼いでるんじゃん、主人公？」みたいに思えます。

しかし、実はアレ「IKEAの虜」なわけで、「IKEAでお安く揃えています」だったわけです（つまり「ワーキング・プア」的ニュアンス）。つまり彼はあれだけ働いてもあんまり稼げていないということです。そうやって見ると、あとでタイラーが吐く「アメリカンドリームなんて嘘っぱちだと、俺たちは怒っている」のセリフが活きてくるなぁ、なんて思ったりしました。

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