さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

バーチャル暴行罪


本家/.の記事より。Wiredの記事によると、ベルギー・ブリュッセルの警察は、最近話題のオンライン仮想空間Second Life上での暴行の訴えを受けて捜査を開始した。

確かに精神的な苦痛を受けるという意味では同じだが、今までは物理的な被害が主な対象だった刑事罰の対象を、こうした極めてあいまいな領域にまで広げて良いものか、議論を呼んでいるようだ。

すでに上のエントリーにコメントがついていますが、現在の日本の法律でも、いわゆる直接的でない手段で相手の身体や精神にダメージを与える行為は傷害罪を構成することになっていますよね(例えば、相手をノイローゼにしようとして無言電話かけまくったり、隣の家に毎日大音量でラジカセかけ続けた上に本人自ら謎の「さっさと引っ越せ」ラップをかましたり)。

それを演繹していくと、仮想現実上のアバターに対して性行為スクリプトの実行を強要したりするのは、(相手の精神にダメージを与えることを予見しえていたなら)暴行罪になるのかな。

仮想現実を使う未来というと、私の場合真っ先に頭に浮かぶのが、TRPGシャドウランなんですが。そういう法律についての設定はどこにも無かった気がするなぁ。あ、シナリオネタかな。

  • 仮想空間での暴行罪の適用範囲を広げる法案を上程しようとしている議員の{失脚工作|暗殺}を{実行|回避}する
  • 家族の誘拐
  • その議員の資金関係を洗って、その裏にある真意{メガコーポ|政府|他の国家のロビー活動|秘密結社|精霊|テクノマンサーやディープ・レゾナンス}を明らかにする

…うむぅ。もうちょっと寝かそう(笑)