さり海馬

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もはや是非に及ばず


アラスカ州アンカレジで開かれている国際捕鯨委員会(IWC)総会で、日本代表団は最終日の5月31日、日本の沿岸捕鯨再開が受け入れられないとして、IWCからの脱退や、新しいクジラ資源管理機関の設立に向けて準備を始める可能性を表明した。

ずいぶん前からIWCはその本来の使命であったはずの「科学的な根拠に基づく持続可能な鯨資源の活用」を忘れて、「感情的に鯨カワイソーと叫ぶ」だけの団体と化していましたから、脱退もやむなしというところだと思います。個人的には遅すぎと思うんですが、一応誠意を尽くしたということで、国民の理解も得られるでしょう。

今回の発言に至るまでの過程については、こちらがとても分かりやすくまとまっています。興味があるかたは是非どうぞ:

http://d.hatena.ne.jp/LM-7/20070601/1180871881 (Successful Failure - 科学ではなく政治が支配する国際捕鯨委員会)