クイーンのブライアン・メイが宇宙物理学博士に
[ニューヨーク 25日 ロイター] 英ロックバンド、クイーンのギタリストのブライアン・メイ(60)が近く、音楽活動のため35年以上前に中断していた宇宙物理学の研究で、博士号を取得する。
メイは1970年のクイーン結成当時、ロンドンのインペリアルカレッジで宇宙物理学を学んでいた。しかし、バンド活動が忙しくなったことから博士課程での宇宙塵(じん)の研究を中断。その後も宇宙物理学への興味を持ち続けていたという。
今月25日にも博士号の最終課程となる論文を完成し、論文が大学側の審査を通過した後、来年にも博士号が与えられる見通し。
メイは25日、自身のウェブサイトで「たぶん皆さんも僕たちが使っている望遠鏡をのぞいてみたいのでは」とコメント。クイーンのヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」の歌詞をもじって「ガリレオ、ガリレオ、生命は何と奇遇に満ちていることか」と付け加えた。
一応、私はクイーンのファンなんですが*1、所詮俗物なので、最初に彼がこの学校にいたと聞いたとき「えー、勿体なーい」とか正直思ってしまったよ*2。でも彼の作り出した楽曲の数々を聴くと、彼の判断は正しかったと言うしかない。ありがとうですよムシロ(笑)。クイーンは知らなくても、We Will Rock Youを聞いたことがない人はいないだろう、たぶん。
60歳になっても学習意欲を失わず、博士号をとりに行くというその勢い、尊敬します。