さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

ブラックラグーンを読んだ(今更)

奥さんが1巻買ってきたら一週間後には全巻揃ってたよ。不思議ですだよ。

影に落ちる連中は必ず何らかの形でイカレてるわけだが、常にイカレたままじゃ話が進まないので、イカレのダイナミックレンジを行ったりきたりしながら生きている。イカレ具合の深さや方向性はそれぞれだが、沈み込んだときの爆発力こそが、そのシーンにエネルギーを与えているように見える。

その振れ幅がキャラクターに個性を与えるのだなと思う。こういうのってシャドウランに限らず、修羅場のあるRPG*1ではキャラ立ての軸として使いやすい。

欠点。頭の中にウソ臭ぇハリウッド的ダイアログがぐるぐる回って、日常生活で使ってしまいたくなること。「ソックスを脱ぐ前に新品のケツの穴をこしらえることになるぜ」みたいな。

ブラック・ラグーン (1) (サンデーGXコミックス)

ブラック・ラグーン (1) (サンデーGXコミックス)

とりあえず誰か一人萌えろといわれたら、三合会の張大哥萌え。

*1:いや、修羅場のないRPGなんて数えるほどしかないな