さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

妹と一緒に毒を吐く

身内の話ばっかりになってすいません。どこでもよくきくような話を書きます。

私の父親は、控えめに言ってもかなりの鉄拳制裁主義な人で、私は幼いころからかなりの数の拳骨を貰って育ってきました。ちょっとでも悪いことをすると(いや、そうでなくても)、怒鳴り声よりも先に光の速さで拳骨がオラオラ飛んでくる。

妹は女の子ということでそれほどでもありませんでしたが、そういう私を見て育ったので、やっぱり親父のイカツさとか理不尽さをよく知っていますし、結構厳しく怒られてもきました。

そういう経験をしてきた兄妹の前で、ですよ:

  1. 行儀の悪いことをした息子さんを叱って、泣かせてしまうと「泣かすな!」と怒る
  2. 出された食事に好き嫌いをして、嫌いなものを残そうとした息子さんを叱ると「そのぐらいいいだろう」と庇う
  3. 息子さんにおもちゃを買い与えたくて仕方ない

…ものすごい「孫バカじーちゃん」っぷりを見せられると、「なんだよそれ」とか「ふざけんな」とか「その優しさの1%でいいから、俺・あたしの子供時代に見せてくれてたらなぁ」とか、いろいろ毒を吐きたくもなります。

でもこれ、よく考えてみたら、自分の息子さんに嫉妬してるだけなのかな、とも思いました。

…孫パワーってすごいなぁ。