さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

大鍋会に参加

合気道の先生の主催で毎年恒例開催されている「大鍋会」に参加してきました。

某所里山の炭焼き小屋の近くにある広場に集まって、みんなで持ち寄った野菜、肉、練り物、モチ、それにすぐ近所で掘れたとれとれのタケノコ*1や、原木から取ったばかりのシイタケを大鍋に投入して、山から拾ってきた焚き木で炊きます。

かなり大き目の鍋だったんですが、材料が豊富すぎて一度では煮られず、何度かに分けて煮てはひたすら食いまくりました。すげえうまかったです*2

うちの道場には外国人の生徒さんがた(蘭、英、独)もいらっしゃるので、いろいろと面白い話が聞けました。たとえば、キャンプなんかでよく使う「ダッチオーブン(直訳すると「オランダのオーブン」)」っていう道具がありますが、当のオランダでは「ローマン・トップフ?(ローマの鍋)」と呼ぶのだとか*3。↓はダッチオーブンの例。

一方、子供たち(男子のみ)は山に入っては走り回ります。まるで何か心の深いところにあるスイッチが入ったかのように、山から帰ってきません。遊具とかあるわけじゃなくて、本当にただの里山でしかないのですが、そのなかをえらい勢いで走り回っていました。これ以上ないっていうぐらい日本の風景である里山に、日本語と英語と*4

「野人」とか「野生」とか「自然に帰る」ってあたりの言葉が心に浮かびました。

ちなみにうちの息子さんは、山の斜面を何度も何度も滑り降りていました……何も敷かず、身一つで。帰宅時にはもはや表も裏もわかんないくらいのありさまだったたので、即座に風呂投入でした。もはやサイバラ状態ですな。

*1:当然別の鍋で一度煮てアクを取ってからですが

*2:ダイエットは今日のお昼までお休み…と思って、自宅に帰ってから体重計に乗ってみたら、あんだけ食べたのに体重減ってました。…その分動いたってことでしょうか?

*3:…じゃあイタリア人はなんて呼ぶのかな。こういう例は結構ありますね。よく聞くのが、がフライドポテト。ドイツ人はあれを「フレンチフライ(に相当するドイツ語)」と呼び、一方フランス人はあれを「ジャーマンフライ(に相当するフランス語)」と呼ぶとか

*4:斜面の樹木は多少間引いてあって、大人たちがいる場所から子供の位置は割と見通せるので安心でしたが