さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

潮干狩りに行ってきました

金沢八景の先、野島公園の浅瀬で思う存分狩猟本能を満たしてきました。

2時間ほどの縄文人活動の結果、こんな感じの成果が得られました(写真左下の指は私の人差し指)。3%の塩水で明日の朝まで砂抜き中です。酒蒸し、味噌汁それぞれ1回分ぐらいでしょうか。

あのあたりは海苔の養殖とかやっていることもあり、海水中のプランクトンが豊富なんでしょう。恐るべき量のアサリがいます。何の予備知識も無い素人が手で掘っても結構な量が採れます*1。奥さんも息子さんも、大漁気分でご満悦でした。

ただ、あのあたりは結構狙っている人が多いので、かなり早めに出てこないと駐車場が埋まります。私は今回8時到着を目指してやってきたのですが、当初の予定だった八景島海の公園の駐車場は既に7時40分の段階で満車になったというアナウンスがFMヨコハマで流れていました。

採るべきでなかった貝

以下、反省。

何の予備知識も無い、といえば。実は私、潮干狩りで採るべき貝というのを良く分かっていませんでした。あの浜にいた貝としては*2

なんてのがいたんですが、このうち誰でも問題なく食用に出来るのがアサリとマテガイ。ただしマテガイは結構な深さに穴を掘って棲んでいるので、通常装備では採集不能です。それ専用の特殊装備*3が必要です。

アサリとマテガイまでは私も知っていました。以下は史上最強の潮干狩り超人さんからの受け売りです。

カガミガイ、バカガイ、シオフキも実は食べられるんですが、普通の方法では砂抜きにひどく時間がかかり(3日間ぐらい)、その間に貝が死んでしまうので、素人衆は置いていくものなんだそうです。

私はそいつを結構な量、採ってきてしまいました。近くで掘っていた人の話を立ち聞きして、カガミガイは食べにくいらしいことが分かったので、そいつらは置いてきたんですが、とくにバカガイを採ってきてしまいました。

前掲の「史上最強の潮干狩り超人」さんのバカガイの砂抜き調理法を真似してやってみたのですが、じゃりじゃりがなかなか抜けず、結局諦めました。上手に砂抜きできれば美味い*4そうなんですが…ごめんよ、バカガイたち。

*1:最初は九州の有明海から稚貝を放流したのだそうですが、現在ではそいつらが完全に自生し、自然繁殖しているそうです。つまり、他の管理潮干狩り場のように貝を放流していないとのこと。それで無料なんですね。でもあれだけ毎年狩られているのに、すごい繁殖力です

*2:以下はいずれも「ぼうずコンニャクの市場魚介類図鑑」さんへのリンクです

*3:シャベルと塩のボトル

*4:寿司屋では「アオヤギ」って呼んでますね