さり海馬

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7体のアンドロイドが与えるITへの教訓


Googleが携帯電話プラットフォームのブランド名に「Android」を選択したことは興味深く、示唆に富んでいる。多かれ少なかれ人間のような外観をしたアンドロイドは、フィクションの世界において、物事がバランスを失うと問題を引き起こす可能性がある人間の側面を強調した、印象深い戒めの物語を伝える手段として使われている。中でも、悪事を働かないと約束する強力な存在が約束を守れない、あるいは守らない場合、特に危険になることがある。

以下のページでは、フィクションの中で最も印象的なアンドロイド7体と、その物語が現代企業のITにもたらす教訓を取り上げる。

多少こじつけっぽいところもあるけれども、たとえ話としては面白かった。こんな感じで↓


ゴーレム
 伝説の中で最も古いアンドロイドの1つであるゴーレムは、プラハのレーウという名前のラビによって命を与えられた土の人形で、ユダヤ人を攻撃から守る目的で作られた。力強く実に従順なゴーレムは、命令されたことを常に忠実に実行したが、命令を実行する中で、大混乱をもたらした。ゴーレムが非協力的になり、作り手に対して反抗的になるという筋のバリエーションもある。

ITへの教訓
 セキュリティシステムには、たとえ完ぺきに動作していても、命令を誤れば多大な被害をもたらす可能性がある。ユーザーを被害から守ることができるものは、同時に、実行すべきこと自体を妨げる可能性がある。よって、ユーザビリティと機能は、攻撃を特定したり阻止したりする能力と同じように重要であるということを念頭に置いておく必要がある。また、停止スイッチがどこにあるかを把握しておくことも重要だ。

そーだよねぇ、停止スイッチ重要だよね。あと自爆装置も。