さり海馬

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昆虫をラジコンのように操る、日本人MEMS研究者へのインタビュー


UCバークレーと言えばMEMS (Micro Electro Mechanical Systems、マイクロマシン)で常に世界をリードしてきた研究機関。彼らのマイクロマシン技術は今や、昆虫を操ることができるまでになったのである。

2007年10月、佐藤氏は世界で初めてマイコンによる昆虫の飛行制御に成功。昨年1月に米アリゾナ州で開催された国際学会MEMS 2008において、その成果を発表し注目を集めた。佐藤氏は元々化学を専攻しており、2007年1月から畑違いとみられる電子工学・生物学へと足を踏み入れたにもかかわらず、9ヶ月という期間で結果を残している。

佐藤氏は、どのような経緯でこの研究に携わり、どのようにして先の結果を得るに至ったのか。以下、研究の目的や概要を紹介しながら、氏の足跡を追っていこう。

やっぱりこういう最前線の研究って、自分の専門とは別の複数の分野に踏み出していく必要があるんだろうなぁ。あと、いろんな人との縁に恵まれるのって結構大事。