Winnyユーザーの個人情報をACCSに送信するウイルスが出現

Winnyを使っている人が皆、著作権法に抵触するようなファイルをやりとりしているとは限らない、というのを割り引いても、世間様の彼らに対する風当たりは強いわけで。こうしたある意味「義賊的」なウィルスについても、「いい気味だ」というニュアンスがあちこちに漂うのは否めないよね。

個人的には、このウィルス、Johnny Mnemonic の最後のところで出てくる、「秘匿された情報を無理やり公開する」ウィルスに似ていて、なんかこう面白いと感じてしまった。現実がSFにちょっとだけ追いつこうかな、ということが。不謹慎だろうか。もちろん相手が(無辜の、あるいは推定無辜の)個人なのか、悪徳メガ企業なのかという大きな違いがあるんだけど。

でもこれ、ACCSにとってはありがた半分、迷惑半分ってとこなんだろうな。