さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

別に「反発」とかしてないし、それほど大げさな話じゃないと思うんだが


フランスの国立図書館が、各国図書館の一部蔵書をインターネットに掲載するGoogleの計画をめぐって「ときの声」を上げ、このプロジェクトが米国的考えによる支配につながることのないようにと求めている。

国立図書館の責任者で著名な歴史家のジャン−ノエル・ジャヌネ氏は、Googleの作品選択はアングロサクソン的な考えや英語に偏る可能性が高いと指摘している。

同氏は、欧州連合EU)が独自のプログラムと独自のインターネット検索エンジンを設けてバランスを取ることを望んでいる。


彼が言っていることって、非常に真っ当なことだと思うんだが。つまりこういうことでしょ?:

  1. Googleの検索は英語で行われるし、英語を使う人が作ったエンジンなので、やっぱり英語的な検索結果が重視されやすいのではないか、という疑問提示
  2. もしそれがそのとおりなら、非英語圏の文化を守るという見地から、EUとかで別の検索エンジンを作って、上以外の選択肢を用意するべきだろう、という提案

…ニュースになるほど大事(おおごと)だろうか?