「轟轟戦隊ボウケンジャー vol.1, 2」パワープレイ中
このところロタ・ウイルス、インフルエンザA型と立て続けに病気にかかって大変だった息子さんにと、奥さんが買ってきてくれたDVD。
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息子さんのリクエストにより、我が家ではこのところ毎日のようにこれがパワープレイされております。友人のRacliffe氏のブログにあるレビューで事前に多少の知識があったのですが、確かにこの番組、大人が見ても面白いです。
いわゆる「戦隊もの」のお約束*1というのは確かにあるわけですが、その縛りの範囲内で、各キャラクターの動機や悩みといった人物像を描こうとしたり、お子様でも理解可能な範囲で敵勢力が三つ巴的な争いを見せたりと、なかなかに飽きさせません*2。また最近は、造形技術の進歩や比較的高品質なCGが割と低予算で提供できるようになったこともあり、以前のような安っぽさは陰を潜めつつあります*3。
もちろんいわゆるヒーローものですから、ヒーローたちは必ず最後に苦難を乗り越える必要があるわけで、エヴァンゲリオンなんかに代表される今のアニメにありがちな鬱展開だけで終わりに出来ません。問題提起や主人公たちの苦しみから違和感無く解決へと繋げる必要があります。そういう意味から考えると、脚本に力量を要求される世界なんだろうなと思います。
クレヨンしんちゃん、ウルトラマン・メビウス、そしてこのボウケンジャーあたりに代表される、「大人も巻き込んで一緒に楽しめる子供番組」というのが、ここ数年のトレンドなんでしょうね。