シャドウランに必要なことは全て幼稚園の砂場で学んだ
『Geekなページ：ペアプログラミングに必要な知恵は全て幼稚園の砂場で学んだ』からインスパイヤ（笑）されて、考えてみました。
1. 何でもみんなで分け合うこと
メガコーポから奪い取ったペイデータや試作品だけでなく、コンタクトから手に入れた情報も仲間とシェアしましょう。あと、一人で見せ場を独占して、「しめしめ、このセッションのカルマ・アワードは俺が全部頂きだぜ」とか考えないようにしましょう。
2.ずるをしないこと
いくら重量のルールが曖昧だからといって、「ちょっとこれは持ち過ぎじゃないのかな？」と思ったらゲームマスターに相談しましょう。あと視界修正や複数回回避による修正を意図的に忘れたりしないように。
3.人をぶたないこと
殺されたのがどんなにお気に入りのキャラクターだったとしても、リアルファイトはしないように。傷つけていいのはバケモノと異教徒だけです。
4.使ったものは必ず元の場所に戻すこと
使い終わった銃器はしかるべき場所に隠すなり、処分するなりしましょう。そうでないと、現場に残されたデータ痕跡その他からあっという間に当局の追跡がかかります。
5.ちらかしたら自分で後片付けをすること
ランの後始末をジョンソンだけにやらせないように。必ず裏切られるとは言いませんが、他人を信用しすぎてはいけません。自分の安全は自分で確保するのがプロです。
6.人のものに手をださないこと
つまり、手を出さなければならない相手がいるなら、そいつを人扱いしてはいけません。
7. 誰かを傷つけたら「ごめんなさい」と言うこと
一言だけならフリー・アクションです。
8.食事の前には手を洗うこと
突入の前には、必ず自分のＰＡＮをヒドゥン・モードに設定しましょう。また、事前にそのランとの繋がりを周囲に察知されるような要素を排除しておくのも忘れずに。
9.トイレに行ったらちゃんと水を流すこと
魔法使いならアストラル痕跡、ハッカーやリガーならデータ痕跡、テクノマンサーならマトリックス・シグネチャーの抹消作業をお忘れなく。また現場に皮膚片、頭髪、血痕などを残してしまうと、呪文による探知やアストラル追跡の可能性が出てきます。可能な限り清掃していきましょう。
10.焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい
どうせどっちも大豆（ソイ）製ですけどね。
11.釣り合いの取れた生活をすること。毎日、少し勉強をし、少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして、少し働くこと
ランばかりしているとすぐに行き詰まります。たまにはダウンタイムを取って、キャラクタを成長させましょう。
12.毎日必ず昼寝をすること
睡眠によって心身両面のダメージが回復できます。魔法使いには特に重要です。ただし、頼りになる相棒は必ず枕の下に。
13. 表に出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること
ランに出るときにはドローンや戦闘車両に気をつけて、かならずチームで行動し、ＰＡＮのリンクが途切れないようにしておくこと。ただし、あまり密集していると鴨撃ちの的です。
14.不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。発泡スチロールのカップにまいた小さな種を忘れないように。種から芽が出て根が伸びて、草花が育つ。どうしてそんなことが起きるのか、本当のところは誰も知らない。でも、人間だって同じだ。
妙だなと思ったら見過ごさないこと。それはトラップの兆候かも知れません。「大丈夫、気にすんなよ」がラストワードだったキャラクタは数え切れないほどいます。パラノイアは病気じゃなく、生き残るためのライフスタイルなのです。
15.金魚も、ハムスターも、二十日鼠も、発泡スチロールのカップにまいた小さな種さえも、いつかは死ぬ。人間も死から逃れることはできない。
そうそう、言い忘れてました。それでもみんな、いつかは死にます。
16.ディックとジェーンを主人公にした子供の本で最初に覚えた言葉を思い出そう。何よりも大切な意味を持つ言葉。「見てごらん」
ヤバイと思ったら必ず仲間に知らせましょう。それが何よりも大切です。たとえ間に合わなくても。
