さり海馬

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「この店で買うと損する」がすぐに分かるサービス


カカクコムは4月18日、携帯電話で製品バーコードを撮影すると、その製品に関する価格.comのページを表示するアプリケーション「価格バーコードサーチ」の提供を開始した。NTTドコモの端末向けに提供する。

価格.comの携帯電話向けサイト「価格.comモバイル」に掲載されている最安値情報や口コミ情報、スペック情報などを表示する。価格バーコードサーチ アプリを起動してバーコードを撮影すると、価格.comの製品ページに飛ぶ仕組みだ

今後は他のキャリア向けアプリの開発も検討する。また、アプリに限らず、携帯電話のGPS機能などを利用して地域情報を取得し、掲載ショップの情報やクチコミ情報などを表示したり、カメラ機能を使って写真や動画を投稿できたりするようなサービスを検討するとしている。

お店にとっては嫌なサービスが始まったもんですな。

今までは価格コムって、事前に欲しいものが分かっていて、それを検討するときに用いられたものでした。でもこれからは「あ、これいいな」と店頭で手に取ったものをぱっと調べることができるようになります。

この障壁の下がり方って中々画期的。早く au にも対応してくれないかな。

お店側としては、値下げ競争に追従したくなければ、価格コムでは分かりにくい付加価値をつける方向なのかな。例えば壊れた時の保障つきとか、オマケがついてくるとか。

今はバーコード撮影してますが、この先RFIDタグとかが商品に付くのが当たり前になってくると、最早手に取っただけでこうした情報が手に入るようになっていくんでしょうね。お客はそういう情報を頼りに商品や店を選ぶようになる。

ただ、情報があればいいというものではないので(お客が知りたいのは情報ではなくて、それを買うのがいいことなのかどうか、自分の好みに合っているのかどうかという、もうちょっと抽象度の高い「答え」なんですよね)、そうなったら今度は「そういう情報を踏まえて、色々検討してお勧めを教えてくれるサイト」みたいなものが流行るのかな。