さり海馬

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あさりを食べました

砂抜きの終わったアサリを、奥さんに頼んで調理してもらいました。いろいろと夢は膨らんだのですが、結局シンプルなのが一番旨いだろうということで、「酒蒸し」と「味噌汁*1」になりました。

旨かったです。自分で採ってきたから、という分を割り引いても、うまみ最高でありました。やっぱ普段から海苔喰ってる*2やつは美味しいですね。市販品よりも一歩上を行く感じでした。

さて、今回の結果を踏まえて、来シーズンへの課題というかメモ。

潮干狩りメモ

参考→ http://mirabeau.cool.ne.jp/shiohigari/

  • 事前
    • 駐車場が埋まる前に到着するため、2時間前到着を目指す
    • マテガイ用装備(手持ちのシャベルと、塩を入れたボトル)を準備する
    • 砂抜き用に網付きの平らなバット*3を用意する
    • 海水採取用のタンク(2リットルぐらい)を用意する
    • アサリを分離して持ち運ぶための網袋を用意する
    • できれば、クーラーボックスを用意する
  • 潮干狩り中
    • バカガイは採らない*4
    • 採り過ぎない。アサリは生では日持ちしない*5ので、剥き身にして冷凍する、佃煮にするなどの処置をする根性がないのであれば、翌日で食べきれる分以上は採らない。
  • 潮干狩り後
    • アサリは海水から出して網に入れ、真水で洗う。水を切ってからそのまま持ち帰る*6
    • 少し沖まで歩いてから、タンクにきれいな海水を採取してくる*7
    • アサリはクーラーボックス内に入れておく。アサリは温度変化(特に高温)に弱いので、できるだけ素早く持ち帰る。
  • 砂抜き
    • 砂抜きは貝が元気なうちのほうが効率がいいので、帰宅後即座に砂抜きを始める
    • 平らなバットの網の上にできるだけ貝同士が重ならないように並べる。重ねると、他の貝が吐いた砂を下の貝が吸ってしまうので効率が悪い
    • 採ってきた海水を貝がぎりぎり浸る程度に張り、一晩置く。
    • 温度管理重要!! 水温は高いほうが効率がいいが、一晩置くのなら摂氏20度以上にならないようにキープ。25度を超えるとかなりの割合でアサリが死ぬ。油断禁止。
    • 暗所に放置。アサリには受光器官がある。暗くしておいた方が活発に呼吸するので砂抜きの効率がいい。
  • その他
    • アサリ旨すぎるのでダイエット中の人には注意。食べ過ぎる…。

*1:「貝の汁物は潮仕立てだろう!」という方もいらっしゃるでしょうが、私は味噌汁も同じくらい好きです

*2:いや、直接喰っているわけじゃなくて、食物連鎖の基点が海苔だってことでしょうが

*3:粉砕バットじゃないほう

*4:ちなみに今回、彼らはスタッフが、いや俺が、生きているうちに海に帰してきました

*5:というか、一晩以上生かしておくと、死んだり、雑菌が繁殖したりしかねないので、危険

*6:真水を嫌ったアサリはきつく貝を閉じて閉鎖モードに入り、その分鮮度が下がりにくい

*7:砂抜きはその貝がいたところの海水でやるのがベスト。無い場合は 3% の塩水で代用。ただ、あまり長時間かけて持ち帰るようだと、海水に雑菌が繁殖して危険なので、その場合は代用塩水を強く推奨