Python って面白え

Trac つながりでやむを得ずはじめた Python 生活ですが、これが予想以上に楽しい。以前は Perler だった俺ですが、すっかり Python の虜です。スクリプト書くなら Perl より Python の方が性に合っていることに気づきました。

俺が気に入ったところ：

• インデントで処理構造を指定するので、可読性の高いコードが書きやすい
• リスト処理が強力
• 辞書機能がある(Perl で言う連想記憶と同じ）
• とんでもない数のモジュールが用意されていて、何かやろうとすると、たいていは誰か先達がそのモジュールを書いているので、かなり楽させてもらえる（巨人の肩に乗る〜って感じです。この辺は Perl の CPAN みたい）
• 文字コードの変換が楽にできるので、複数のシステムの間をまたぐコードが書きやすい（一度全部 UTF-8 に変換してしまえば、文字列の中身や長さについて悩まないで済む）

俺が馴染まないところ：

• 型の前宣言がない（変数はインスタンスの生成時に型を定義する仕組み）ので、ときどき混乱する（…まぁ、これは Perl も同じだったから、俺の側の問題かも）

ちなみに俺の環境は Windows XP 上の Python 2.6.1 + PyScripter です。特に PyScripter 最強。これから Python はじめる人には是非お勧め。

なんでも近頃は Python 3.0 がデビューしてるそうです。3.0 はかなり言語仕様に手を入れていて、互換性よりも整合性を重視した改定が入っているとのことですが。Trac Lightning の環境が 3.0 にあがるまでは様子見しようと思います。