プチ父子家庭(殴

忘年会シーズン。奥さんが忘年会に出かけるので、午後から息子と二人ぐらし。息子は最近はお粥をよく食べてくれるので、以前のようにミルクを造る必要がなくなった。それだけでも多少楽になるとたかをくくっていたのだが、それは大きな誤りであった。

暴れ。

間断なく遊びまわり、本棚の絵本を崩し、積み木の山をかき混ぜ、漫画のカバーを三枚下ろしにし、加湿器と戦って倒し(そして床を水浸しにし)、より強い奴と会いに行くとばかりに空気清浄機に挑戦状を叩きつけたあたりで権力(私だ)の介入を受けて泣く。

奥さんの苦労の一端が分かった。いや、今までも理解していたつもりだったが、分かったつもりになっているだけだったようだ。

幸いなことに、上記を２サーキットほどこなしたあと、息子はすこーんと眠りに落ちた。寝てるときは天使とはよく言ったものだ。