さり海馬

Thoughts walk away, blog stays.

圧力鍋に感動した件

お久しぶりです。なんだかんだごちゃごちゃしているうちに、しばらく更新をサボっておりました。いろいろ書きたいことはあったのですが、夏の暑さでアルジャーノン(後半)気味の私の脳は、そういうよしなしごとをわすれてしまいまシタ。

そんなわけで、今、私にとって一番大切なことを書きます。

圧力鍋に感動しました。

以前に奥さんが注文していた圧力鍋のセットが先週あたりに届きました。せっかくだから使ってみようということで、付録でついてきたレシピ本の中から比較的簡単そうで、かつ圧力鍋っぽい感じの料理を作ってみることにしました。

「小アジのカレー」です。

  1. あじを8匹ぐらい買ってきて、頭とワタと鱗と鰭と側面のゼイゴを取って開く
  2. 大きいジャガイモを人数分×1個剥く(刻まない。丸のまんま)
  3. 人参とたまねぎを大1個。皮を剥いて大雑把に刻む(玉ねぎは櫛型に、人参は5cmを縦4つ割りぐらいに、大きめにごろっと)
  4. にんにく、生姜を1カケずつみじん切り
  5. カップ3杯分のブイヨンを作る(マギー様におすがりする)
  6. 適当な量のバターを融かしてにんにく、生姜を入れて炒め、香りが立ったらアジを入れてちょっと火を通す
  7. 残る材料すべて(笑)とブイヨン2杯分を鍋に入れて密閉し、高圧設定・強火で3分ぐらい調理
  8. 激しく蒸気が出始めたら弱火にして10分調理
  9. 火から下ろして、内圧が下がるまで余熱調理
  10. 内圧が下がったら蓋を取って、残りのブイヨンとカレールーを投入
  11. 少し煮たらおしまい
  12. カレー皿にご飯をドーナツ状に盛り、中央に丸のジャガイモ1個を置いて、上からカレーたっぽりかける。
  13. ウマー

こんだけの調理時間で、玉ねぎは完全に溶けてなくなり、人参は口の中でとろけ、朝青龍の拳骨ぐらいのジャガイモは芯までほっこりと煮え、そしてアジは骨まで食べられるほどに柔らかくなります(というか、小骨は消滅し、背骨はさば味噌缶詰のアレぐらいに)。生姜やカレールーのおかげで臭みもなく、おいしくいただけました。なんかカルシウムいっぱい取れた気持ちがしてうれしいです。

ああ、写真撮っておくのわすれました。アルジャーノン(後半)で済みません。

ほかにも、オプションの蒸し網を使ってナスの蒸し浸し(調理時間3分)とかも作ってみましたが、短時間で芯まで蒸せる上に、茹でてないので野菜のうまみが逃げず、実にいい感じです。煮込み系の料理が楽しくなりますね。

すいません、これも写真撮ってません。アル(以下略)

ジャガイモの煮え具合とか見ると、冬場のおでんなんかもいい感じにできそうだなと思いました。

白状すると、実はこの圧力鍋、我が家では2代目です。1代目はほとんど使わないままお蔵入りしました。今思えば、その敗因は、「レシピ集」がなかったことだと思いました。圧力鍋って、爆発とかしそうでちょっと怖いじゃないですか(笑)。だから最初の精神的参入コスト(そんな大げさなものかよ)が高いんですよね。今回、レシピ集がおまけでついていてくれたおかげで、「じゃあ使ってみようか」という気持ちになれました。

だから、これから圧力鍋を買おうという人には、ぜひ「おまけでレシピ集がついているものを買う」か、「先に本屋などで圧力鍋レシピ集を買っておく」ことをお勧めします。

ちなみにうちで買ったのは、アサヒ軽金属って会社の「活力なべ」というやつでした。少し高めですけど、お勧めですよ、と(アマゾンと楽天では扱ってないみたいですね)。