さり海馬

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血中グルコース濃度を表示高機能性刺青

ハックのお伴にコーラ常備という方は少なくないでしょうが、いずれ誰もが糖分が気になるお年頃に達するもの。discovery.comによると、マサチューセッツにあるDraper Laboratoryが糖分を「見える化」して糖尿病の予防に役立てる研究を進めています。本研究で用いるのは、新しく開発されたグルコース(血糖/ブドウ糖)を検知する分子。

これを染料、グルコースに似た分子と一緒に120nmという大きさのナノ粒子にまとめて皮膚下に注射すると、皮膚下にグルコースがあった場合はそちらに反応して黄色に、なかった場合はグルコースに似た分子に反応して紫色に、それぞれ変色します。血液中のグルコースの変化は20分か、それより短い時間で皮膚下のグルコースにも変化を及ぼすため、間接的ではありますが高い精度で血糖値が読み取れるという仕組み。変色は数ミリ秒という短い間隔で繰り返され、その様子は皮膚の上から分かるため、実質的には血糖値によって色の変化するタトゥーのように見えるとのことです。

進み過ぎだよ>科学。

なんだかもう、俺たちが待たなきゃいけないのは《覚醒》とか龍冥とかRing of Fireとかそんなイベントだけなんじゃないかと思えてきました。

まぁそれはともかく。

検知する分子を変えることができれば、血中のアルコール濃度とかに応用が利きそう。酒をむと浮かび上がる刺青とか。あ、そういえば中性脂肪とか、γ-GTPとか、そういう人間ドックで検査されるようなものが全部出来ますね。