さり海馬

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アースドーン3:プレビュー解説(4):装備、マジックアイテム

をざっと解説します。

今回は通常の装備とマジックアイテム(特にスレッドアイテム)についてです。やはり小規模な変更にとどまっていますが、Deed のルールが変更になるなど、「あー、これ面倒くせぇ」って思っていたあたりがプレイしやすく省略されている模様です。

また、武器関係のルールが一部変更になっています。このため、おそらく今後解説されるだろう戦闘ルールの辺りにも変更がありそうです。

通常の装備

  • 基本的にほとんど Classic のまま*1
  • 例外は以下の二つ
    • Deflection Bonus : 盾やヘルメットを着用すると Armor Defeating Hit の目標値があがるオプションルールが標準ルールとして採用された。
    • 射出・投擲武器の射程が Short と Long のみになった。

スレッドアイテム

  • 三つのカテゴリーはそのまま残る
    • Thread Items(普通に売っている魔法の道具。自作もできる。最大4ランク)
    • General Treasures(比較的レアなもの。Spike bombs や Espagra Saddles など)
    • Legendary Treasures(伝説上のアレ。Purifier とか、Nioku's Bow とか)
  • スレッドアイテムは個名ではなく、ベースとなる通常の品物に「スレッドアイテムのテンプレート」をあてはめて作るようになる
    • 普通の長剣に「近接武器のスレッドアイテム・テンプレート」を当てはめると、「スレッドアイテムな長剣」ができるとか。
    • テンプレートにはさまざまなものがあり、従来のスレッドアイテムはほぼこれで再現可能。

マジックアイテムのデザイン・ルール

  • 上記のテンプレートを利用したマジックアイテムのデザインルールが提供される
    • プレイヤーもゲームマスターもこのルールを使って自分のマジックアイテムをデザインできる
  • Thread Weapon が強力になった
    • Thread Weapon の方が Forge された通常武器より弱いという問題への対策。Thread Weapon は1ランク目で必ず上限まで Forge したのと同じダメージ増強効果を得られる。
  • Deed 用 Legend Point の概念が無くなった
  • マジックアイテム全体の能力に調整がかかった(が、ユニークアイテムは強力なまま)

以上です。

スレッド関連ルールはアースドーンの世界観と直結した優れたものでしたが、やはり取り回しに多少の難が合ったことは否めません。今回の変更でその辺をすっきりさせたと言うところでしょうか。

しかし、射撃武器の射程が Long と Short の二つしかないってのは割り切った観があります。考えてみれば、確かに超遠射程での戦闘の出番は……エアシップ間の撃ち合いぐらいしかなさそうですし、そのときは船舶戦闘ルールを使うってことなんでしょうか。

あ、ひょっとすると、移動ルールの変更に伴って、射撃武器全体の射程に調整がかかっているかも知れませんね。たのしみだな。

*1:俺はClassicのことをよく知らないので、1st や 2nd とどう違うのかはよく分かりませんが、たぶん、あんまり変わってないと思います。