さり海馬

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シャドウラン向けのイラストの描き方:SR5 Art Blog: The Character As The Hero


ルールについての話ではありませんが、ちょっと面白かったので紹介してみます。

シャドウランの挿絵に使われるキャラクターのイラストについて、こうあるべし、というお話をRandallが語っています。要約すると、

そのキャラクターは:

  1. 少なくとも画面の全面積の半分以上を占めていること
  2. 画面の中で最も詳細に描き込まれていること
  3. (映画の中の一シーンのように)もっともいいライティングが与えられていること
  4. きっちりピントが合わせられていること
  5. 個性を強調するようなポージングをしていること
  6. 周囲から際立つシルエットを持っていること
  7. イラストの目的や雰囲気にに合わせた傾き方で描かれていること
  8. そして、絶対に絶対に絶対に、ふわふわしていないこと

一つ一つがいちいち頷けることばかりなのですが、笑ったのは一番最後。こんな風に書かれています。

NEVER use a soft edged brush on a Shadowrun character. Never never never. There are no soft characters in Shadowrun. If you ever even think of using that airbrush tool in Photoshop you should slap yourself, throw your stuffed animal collection under a lawn mower and then go eat some five-star Thai food to burn any lingering “furry” tendencies from your gut. Once you’ve crawled your way back to the drawing board you’ll be in a much better frame of mind for illustrating Shadowrun characters.

シャドウランのキャラクターには決してソフトエッジのブラシを使わないこと。絶対に絶対に絶対にダメ。シャドウランにはソフトなキャラクターなどいない。フォトショップのエアブラシ・ツールを使おうとか考えているのなら、まず自分をはり倒して、ふわふわした動物のコレクションを芝刈り機の前に放り出した上で、辛さ5つ星のタイ料理を食べに出かけて、君のハラワタの中に残ってる「ふわふわ」好きな性根を焼き尽くすべきだ。それから仕事場まで這い戻ったなら、シャドウランのキャラクターを描くのに適した心構えになるだろう。

…よっぽど「ふわふわ(furry)」を憎んでるんですな(笑)。